北海道三十六不動尊霊場会開創
北海道は先人の開拓に始まり、人跡未踏の地に挑む開拓の人々の苦難を救わんものと安寧と救済を願い、開拓精神に基づき真言宗教師は不動明王、金剛不壊の御誓願を求むる衆生の心に従って先達は堂宇を建立し不動信仰の布教所・教会を開設してきました。
当時は口説による説法を盛んとして信者の安定を図ったと聞きおよびます。
爾来百数余年の星霧を経て真言宗各派の教師の有志が結集し、時あたかも国内の人心大いに乱れる事に憂いて不動霊場を發願、有余年、三密行巡拝の歳月を経て発心・修行・菩提・涅槃の4道場に配する寺院本尊不動明王の寺院を集めて北海道三十六不動尊霊場を開設しました。
第36番札所 成田山 新栄寺において平成元年5月26日開創法要を厳修。
北海道三十六不動尊霊場番外札所
霊場会発展に伴い不動信仰の人たちの求めに呼応し、不動霊場会番外札所への加入を求める寺院を聖不動経の八大童子経典の基づき8札所の番外札所加盟を承認し霊場会の結束を計るに至りました。
平成28年4月1日
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