第24番札所 高野山 遍照寺

寺院概要

doji-24

◎宗 派 真言宗智山派

◎ 開 創 明治41年

◎ 開基者 瀧沢善澄師

◎ 現住職 第4世住職 安部憲照師

◎ 寺院本尊 不動明王

 

ご詠歌

北に富士 高野の山の不動尊 導き給え慈悲の力で

沿 革

photo24-1当山は明治41年、瀧澤善澄和尚により本村宇西ノ原に説教所を設立認可に初まる。

明治44年、現在地に移転。大正5年、本堂を建立し、本山下附の不動明王をご本尊として入仏開眼す。

脇仏に弘法・興教大師尊像を安置奉祀す。

大正2年寺号公称認可、爾来、現世祈祷、諸願成就の祈願道場とし法燈を護持継承し、殊に五穀豊饒(豊作祈願)のお不動さまとして信仰されております。

境内は四国八十八ヶ所の霊場となっており、また安産のお大師さま子安弘法大師を安置した「子安弘法大師堂」があります。

また「北海道八十八ヶ所霊場」第59番札所ので寺院であり札所本尊は「薬師瑠璃光如来」を奉祀しています。

境内は名勝庭園となっておりシーズンを通して楽しめます。

 

霊験談

開拓者は、作付け収穫より先に大自然との闘いでした。

大木を倒し石をひろい霜や雨、害虫や冷害。せっかく収穫期を迎えても、ネズミや鹿に荒らされる。またクマにも襲われる。

自衛のため皆が「熊殺しの剣」を用意した。多くは使われなかったが、この剣で格闘したこともあったと聞く。

昭和の初め、人(信者)が来て…

「この剣は熊を殺したものですが、私や家族を守ってくれました。熊の菩提と家族の安全を祈って奉納したいのですが」と言うことでした。

その家族は戦争に耐え、剣はいまも奉られ、お不動さまと共に御信者さまをお守り下さいます。

 

所在地

交通経路

○ 道南バス(札幌~洞爺温泉)「三ノ原」下車徒歩5分

○ 道南バス(倶知安~洞爺)「三ノ原」下車徒歩5分

○ 車は札幌から国道230号線で1時間半。

 

住 所

〒048-1723  虻田郡留寿都村字三ノ原270番地

電話 0136-46-3773