寺院概要
◎ 宗 派 真言宗智山派
◎ 開 創 明治24年
◎ 開基者 中川桂学師
◎ 現住職 第4世住職 松本優也師
◎ 寺院本尊 不動明王
ご詠歌
前は海 うしろは山にかこまれて 歴史かさねる南無不動尊
沿 革
開山中山桂学師は明治23年智山派本山より、北海道開教使として渡道し、当時、ニシソ漁で栄えていた寿都町に不動明王を本尊として菩提院が建立された。
当院初代住職中川桂学が寿都の港に渡ってきた明治24年から9年過ぎた同33年に同じく渡道した米谷福蔵の携行というこの不動明王は、以前秋田県の佐竹右京という殿様の持念仏であったが、真言宗祈祷場で元山の寺(寺号不祥の山寺で俗に元山の寺と称していた)に附与され、後年廃仏捨釈で山寺の取り扱いの際に米谷氏が貰い受け寿都へ来た折に当院の本尊に奉納した由来のあるものである。
この像の相貎は、黒々として重油を頭からかけたようなどす黒い汗ばんだ肌をしているが眼には玉眼が光り、このどす黒いのは永きにわたって用いられてきた真言の護摩及びローソクや線香などの燻されてきたためか。
当時の町内には、昔を忍ばせるニシン御殿・弁慶像があり、弁慶御崎公園には灯台と共に3メートルの弁慶の銅像が建っている。
所在地
交通経路
○ JR.黒松内駅よりニセコバス30分利用。
○ 中央バスを利用、寿都バスターミナル下車。
○ マイカーは、国道229号線沿い
住 所
〒048-0401 寿都郡寿都町字新栄町236
電話 01366-2-2632
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