番外第6番札所　海渡山　阿吽寺

◎ 宗　派　高野山真言宗

◎ 開　創　永享５年

◎ 開基者　山王坊師

◎ 現住職　第２９世住職　長瀬弘雄師

◎ 寺院本尊　不動明王

当山は、往古より津軽にて安東氏の祈願寺でありましたが永享４年(１４３２)に南部氏に敗れ一族が蝦夷地に渡ってきました。

阿吽寺も随従して渡海して翌永享５年(１４３３)に茂辺地に安東氏菩提寺として山王坊により建立し、この年を開基創建としています。

永正１０年(１５１４)松前家二世次男高広が出家して永快阿闍梨となり、松前大館に当山を中興開山します。

その後松前家の祈願所として城の鬼門に建立し修験道神道界を総括していました。戊辰戦争の松前での戦火で本堂山門が灰となり、現在の山門はお城の堀上御門を移築したのもです。

本尊の不動明王は平安後期の作と言われ道の有形文化財となっています。

昔、遠洋漁業で遭難して行方不明となったが、お不動さんのお守りを身につけていたために身元が明らかになって供養が出来た。

また、病気平癒には多くの方々の全快されたとの話があります。そして厄払いには、神社以外の沢山の人々が御祈願に来られます。

松前城・寺町・松前藩主墓所・松前藩屋敷・松前公園（桜）

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